1960年代ファッション史

どうもねこすけです!

あなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか。

・おしゃれになりたくて、服のことを知るためにファッション史を学ぼうと思ったけど情報が少ない
・ファッションと時代背景の関連がよくわからない

こういった悩みを抱えた方に向けて本記事は書いております。

※ファッションの歴史を学ぶ意義を知りたい方は別の記事がございますのでそちらをお読みください。

<本記事を読むメリット>
・ファッション歴史(1960年代)がわかる
・過去のファッションを知ることで現代のファッションについてより深く知れる
・ファッションの歴史を知ることで本当の意味でTPOの合った服装が考えられる

私はかれこれ10年以上ファッションに触れ、ファッション雑誌に関しては累計何百冊読んできました。また、着こなしについてはストリートスナップに声をかけらることもあります。
そんな私はさらにファッションの勉強をするため、現在FPSSというパーソナルスタイリストのスクールに在籍しております。そこで得た知識を今回まとめてみましたのでぜひ参考にしてください。

<目次>
①1960年代ファッションの主な時代背景
⑴オートクチュールからプレタポルテへ
②1960年代のストリートファッション
⑴ミニスカート
⑵コスモコール・ルック
⑶モンドリアン・ルック
⑷ポップアートドレス
⑸パコ・ラバンヌ
⑹ルディ・ガーンライヒ
⑺アイメイク
⑻モッズ
⑼ロッカーズ


①1960年代ファッションの主な時代背景


⑴オートクチュールからプレタポルテへ
1960年代は世界的にも好景気となり、さらにオートクチュール(受注生産)からプレタポルテ(大量生産)になりました。そのため、洋服を楽しむのは限られた層だけではなく、幅広い層が洋服を楽しむようになりました。そのため1960年代は若者の文化から発祥したストリートファッションが多数登場しました。

②1960年代のストリートファッション

⑴ミニスカート
今でこそ当たり前のミニスカートですが流行となったのはこの時代です。アンドレ・クレージュやピエールカルダン等のファッションデザイナーがきっかけとなりました。シンプルで機能的なミニスカートはこれ以降ファッションの定番となりました。日本でのブームはロンドンのモデルツイッギーが履いたことで起こりました。ちなみにツイッギーとはモデルのとなった彼女の華奢な体型からつけられた愛称です。意味は小枝です。よほど華奢だったことがうかがえます。

⑵コスモコール・ルック
近未来的な雰囲気、宇宙的な印象をファッションことです。特徴はくりぬきやはめ込み、ファスナー使い等布以外の素材を使うことが特徴的でした。

⑶モンドリアン・ルック
イヴ・サンローランが発表した作品です。
モンドリアンの絵画からインスピレーションを受けたデザインです。

⑷ポップアートドレス
これもイヴ・サンローランが発表しました。ポップアートをモチーフにしたファッションです。
ポップアートとは大衆に共通するイメージ、身近な物、大量生産・大量消費社会をテーマとした芸術のことである。

⑸パコ・ラバンヌ
ファッションデザイナーでもあり、ブランド名となっているパコ・ラバンヌ。1966年の春夏コレクションにてプラスチックや針金を用いた未来感覚のドレスを発表し、業界に変革をもたらしました。
特徴としてはプラスチックなどの布以外の異素材の服を用いる点です。

⑹ルディ・ガーンライヒ
ルディ・ガーンライヒはファッションデザイナーです。彼が発表したデザインで代表的なのは「モノキニ」と呼ばれるトップレス水着や下着を着けない薄手ブラウスのシースルーです。
当時の女性解放時代の象徴となりました。今では当たり前のシースルーのブラウスもルディ・ガーンライヒによるものです。

⑺アイメイク
日本でも流行りました。つけまつげや黒・茶以外のアイシャドーが一般的になりました。また迫力のあるアイメイクが流行し、チャレンジ精神旺盛な女性の象徴でした。

⑻モッズ
イギリスで発展したストリートファッションの1つで、下記のロッカーズと一緒に発展したものです。
特徴としてはテーラードの細身のスーツ、ミリタリーコート(モッズコート)、マッシュルームヘア等があげられます。
また影響を受けている音楽がR&Bやソウルミュージック等で、改造したスクーターが流行りました。
イメージとしてはビートルズや踊る大捜査線の青島刑事がわかりやすいかなと思います。

⑼ロッカーズ
バイクをとても好んだ若者の間で流行ったファッションです。
特徴は、皮ジャン、皮のパンツ、ジーンズ、オールバックヘアがあげられます。

以上で1960年代のファッション史になりますがいかがだったでしょうか。
みなさんの学びに少しでも役に立てれば幸いです。

それでは!