1980年のファッション史

どうもねこすけです!

あなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか。

・おしゃれになりたくて、服のことを知るためにファッション史を学ぼうと思ったけど情報が少ない
・ファッションと時代背景の関連がよくわからない

こういった悩みを抱えた方に向けて本記事は書いております。

※ファッションの歴史を学ぶ意義を知りたい方は別の記事がございますのでそちらをお読みください。

<本記事を読むメリット>
・ファッション歴史(1980年代)がわかる
・過去のファッションを知ることで現代のファッションについてより深く知れる
・ファッションの歴史を知ることで本当の意味でTPOの合った服装が考えられる

私はかれこれ10年以上ファッションに触れ、ファッション雑誌に関しては累計何百冊読んできました。また、着こなしについてはストリートスナップに声をかけらることもあります。
そんな私はさらにファッションの勉強をするため、現在FPSSというパーソナルスタイリストのスクールに在籍しております。そこで得た知識を今回まとめてみましたのでぜひ参考にしてください。

<目次>
①1980年代ファッションの主な時代背景
⑴世界的な好景気(日本ではバブル景気)

②1980年代のレディースファッション
⑴パワースーツ
⑵ブランドブーム
⑶ボディコン
⑷イタリアファッション

③1980年代のメンズファッション
⑴ソフトスーツ
⑵渋カジ

では早速まいりましょう。

①1980年代ファッションの主な時代背景


⑴世界的な好景気(日本ではバブル景気)
1980年代は世界的な好景気でした。そのため派手だったり、布をたくさん使ったり、肩幅が広い格好が流行りました。(景気がよくなると肩幅広くなるのがファッションの傾向)

②1980年代のレディースファッション


⑴パワースーツ
自立した女性たちが女性の強さを強調するような格好で、「女性は控えめ」といった当時の風潮の反動から人気となりました。
とにかく肩を強調した服をさす。肩を強調するために肩パッドを入れるのが普通でした。

⑵ブランドブーム
プラザ合意により日本では円高となりました。そのため輸入品が安く手に入るようになり、海外のブランド品を日本人が買いまくり海外ブランドブームが日本でおきました。
今でいう中国の爆買いのようなイメージです。とにかく服の着こなしよりもどこのブランドの服を身につけているかが重要な価値観でした。
それに伴い、DCブランドも人気となりました。DCブランドとはデザイナーズ・キャラクターズブランドのことです。デザイナーズブランドとは、デザイナーの個性や感性が服に表われているブランドのことで、キャラクターズブランドとは、服を生産する会社の打ち出したいイメージが服に表われているブランドのことです。1980年代はどこのブランドの服を身につけているかがとても重要な価値観となっていたためこのようなDCブランドブームも起きました。

⑶ボディコン
ボディコンシャスの略。アズディン・アライアが体にフィットした服を発表したのがきっかけです。女性らしい曲線美を強調した色気の強い服から世界のモデルにも人気となり、日本でもブームとなりました。

⑷イタリアファッション
イタリアは革製品等の高い品質が強みの国であり、その地位をこの時代あたりから確立しておりました。その強みに加え、イタリアらしいセクシーさや色気を加えることでイタリアファッションがハリウッドでも人気となり、世界的に支持されるようになりました。

③1980年代のメンズファッション

⑴ソフトスーツ
源流はボールドルックと呼ばれている。景気がよくなると男性のスーツは基本的に大きくなるためそのようなスーツがこの時代も流行りました。しかし、ボールドルックとは異なり、ゴージライン(ジャケットの上襟と下襟の境目のライン)が低く、パンツは大きくテーパード(裾に向かって細くなる)している点が特徴です。

⑵渋カジ
メンズファッションだけ、1980年代の途中からブランドブームが落ち着き、カジュアルな格好で、ブランドを誇張しない格好が流行りました。
このような格好が渋谷から始まり、港区や世田谷区などのお金持ちの男子高校生がし始めました。しかし、ブランドを誇張しない格好というだけで実際はブランドの服を身につけていました。
特徴としてはアイビールックを影響があり(当時の男子高校生の親世代がアイビー時代)、紺のブレザー、ストレートジーンズ、ストライプシャツ、ヴィトンのバッグです。

以上で1980年代のファッション史になりますがいかがだったでしょうか。
みなさんの学びに少しでも役に立てれば幸いです。

それでは!