1970年代ファッション史
どうもねこすけです!
あなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか。
・おしゃれになりたくて、服のことを知るためにファッション史を学ぼうと思ったけど情報が少ない
・ファッションと時代背景の関連がよくわからない
こういった悩みを抱えた方に向けて本記事は書いております。
※ファッションの歴史を学ぶ意義を知りたい方は別の記事がございますのでそちらをお読みください。
<本記事を読むメリット>
・ファッション歴史(1970年代)がわかる
・過去のファッションを知ることで現代のファッションについてより深く知れる
・ファッションの歴史を知ることで本当の意味でTPOの合った服装が考えられる
私はかれこれ10年以上ファッションに触れ、ファッション雑誌に関しては累計何百冊読んできました。また、着こなしについてはストリートスナップに声をかけらることもあります。
そんな私はさらにファッションの勉強をするため、現在FPSSというパーソナルスタイリストのスクールに在籍しております。そこで得た知識を今回まとめてみましたのでぜひ参考にしてください。
<目次>
①1970年代ファッションの主な時代背景
⑴中東戦争によるオイルショック
⑵反体制運動
②1970年代のレディースファッション
⑴ヒッピーファッション
⑵パンクファッション
⑶ディスコファッション
③1970年代のメンズファッション
⑴コンテンポラリースーツ
④日本のファッション
⑴アンノン族
⑵ニュートラ・ハマトラ
では早速まいりましょう。
①1970年代ファッションの主な時代背景
⑴中東戦争によるオイルショック
中東戦争が勃発し、オイルショックが起きると世界はまた不況になりました。不況になるとファッションは落ち着きます笑
こうナチュラルになっていきます。自然回帰というやつです。
⑵反体制運動
1970年代は若者を中心に社会体制や政治体制に反発する反体制運動が活発でした。そのためその反体制運動を象徴するファッションが登場しました。
②1970年代のレディースファッション
⑴ヒッピーファッション
ヒッピーとはベトナム戦争への反対運動をきっかけに、平和を訴え徴兵に反対する若者のことです。
自然回帰を謳ったヒッピーは民族衣装のエッセンスを取り入れたファッションを身にまといました。この民族的なデザインは日本人デザイナーの高田賢三も取り入れました。
ヒッピーファッションの特徴としては、自然がポイントです。例えば男性の長髪・髭、バンダナ、ジーンズ等です。
⑵パンクファッション
パンクファッションはイギリスから登場したファッションで、体制に反発する経緯から労働者階級を中心に人気になりました。
代表的なグループはセックスピストルズです。
特徴としては、黒いレザーに安全ピンやスタッズ等があげられます。
代表的なブランドはヴィヴィアン・ウエストウッドです。
⑶ディスコファッション
ディスコとは夜のダンスホールのことです。当時ディスコブームだったためそこに合う服が夜の格好として流行りました。
特徴はキラキラしたラメの入ったファッション、広いラペルや体にぴったりなライン、パンタロンという体にぴったりしたパンツ(ただしダンスで踊るため裾は大きく広がっている)が特徴です。
③1970年代のメンズファッション
⑴コンテンポラリースーツ
1970年代に流行ったスーツスタイルはコンテンポラリースーツです。これはアメリカ西海岸の黒人の間から流行しました。
このスーツの特徴は、とにかく光沢がすごい生地、細めのラペル、くるみボタン(ボタンが布地で包まれているタイプ)が1つだけついたジャケット、全体的に細みで直線的でボックスシルエットなのが特徴です。
④日本のファッション
⑴アンノン族
雑誌アンアンとノンノを合わせた造語。これらの雑誌を手にし、それに載っているような格好をし、おしゃれな旅行とかを楽しむ女性の総称です。
ファッションの特徴としては、レイヤードスタイル(重ね着)、民族的なデザインがあげられます。
⑵ニュートラ・ハマトラ
ニュートラッド、横浜トラッドを表す言葉。雑誌JJが火付け役となったトレンドで、コンサバファッションのこと。コンサバとはコンサバティブの略で保守的という意味があり、落ち着いた品のある女性の格好を表します。
以上で1970年代のファッション史になりますがいかがだったでしょうか。
みなさんの学びに少しでも役に立てれば幸いです。
それでは!